事業内容
企業の成長フェーズ
土台形成
企業が継続的な改善と成長を続けていくための経営管理制度、各種仕組みを導入し、強固な経営基盤を構築します。
経営改善
それぞれの企業が抱える独自の経営課題にフォーカスし、解決を推し進めることで、経営体質の強化を実現します。
経営革新
新たな価値の創出に挑戦する企業風土の醸成と成長戦略の実行により、既存業務やビジネスモデルの変革を実現します。
各フェーズを完結させるための
当社が提供する6つのサービス
数値管理制度導入
経営の俯瞰管理
現場や各部署の業務実態に深く入り込み、現状の会計業務では見えなかった数値を見える化。数値面から着実に経営改善を進めることができる業績管理手法を導入します。
経営リスクの予測/対策
経営上のリスクを事前に察知し、常に先手の対策を打つことができる数値管理体制を整備。企業の成長の土台となる、より安全で、より強固な経営基盤を構築します。
成果直結の経営改善策
精緻且つわかりやすい業績管理指標により、数値に基づいた計画協議をすることが可能になるため、より高度で即効性のある経営改善策を実施することができます。
プロセス
導入事例
- 製造業
- 売上高20億円
- 国内拠点
- 商品別に仕様が異なる個別受注生産形態をとっており、商品別の原価や利益が明らかでなく、毎月の会計資料だけでは利益が変動する詳細原因がわからなかった。
- 毎月の月次収支実績確定が翌月の半ばにしか出ないため、事前の効果的な対策を打てない状況にあった。
- 部署責任者、現場キーマン、経理メンバーと連携し、個別商品原価把握の仕組みを構築
- 個別商品ごと、商品カテゴリー別の収支が把握できるようになったことから、コスト管理、価格管理力がUPし、限界利益率が向上
- また、会計実務を整理し、月次決算を早期化したことにより、速やかな実績把握、計画対実績管理、予測対実績管理が可能となり、リスク改善策、経営改善策立案の質とスピードが向上
経営戦略策定・実行
実行性重視の経営戦略
経営戦略は、実行ができてこそ意味があります。現時点での経営実態を踏まえつつ、中長期的な視点で、現実的に実行可能な成長戦略を策定します。
現場巻き込み型
経営戦略の実行に当たって、経営陣はもちろん役職者や現場従業員それぞれが納得し、目標に向かって主体的に考えて行動できるよう、現場を巻き込んでいきます。
競争優位性の創造
企業としてのビジョンや経営陣の想いと寄り添いながら、他社には模倣困難な価値=市場での競争優位性を構築し、持続的な成長が可能な経営戦略を策定します。
プロセス
ヒアリング
導入事例
- 製造業
- 売上高60億円
- 従業員300人以上
- 国内4拠点
- 3代目社長が会社を引き継いだものの、創業以来続く昔ながらの仕事のやり方、事業自体の継続性に不安を抱えていた。
- 中長期的な事業改革と新規分野への参入を模索していたが、どのように進めていくべきか、試行錯誤している状態にあった。
- 業界全体の構造を競争優位の観点から分析し、既存のビジネスモデル(商流、収益の得方等)を抜本的に改革する中期経営戦略を策定。既存事業における利益率が向上した。
- また、競争優位性のある技術力を活かした新商品戦略を立て、資金バランスを考慮した段階的な投資計画、市場開拓計画に基づいて役職者や現場担当者と一体となり新規開拓を推進。収益の新たな柱として、毎期成長を継続中。
業務プロセス改善
客観的な業務整理
習慣的業務に潜むムダ・ムリ・ムラを洗い出すため、客観的な視点で業務を1つひとつ整理。非効率業務の発生原因と本質的な問題点を特定し、業務を標準化します。
生産性の向上
業務上のムダ・ムリ・ムラを可能な限りなくすことで、限りある経営資源(人、モノ、金)を有効活用し、経営全体の生産性向上を推し進めることができます。
IT化に向けた基盤づくり
業務上の課題や非効率ポイントが明確になるため、業務実態に適合したピンポイント且つ、費用対効果の高いIT導入のきっかけを作ることができます。
プロセス
⇒IT導入支援へ
導入事例
- 小売業
- 売上高30億円
- 国内2拠点
- 通販事業のためにWEB広告を活用しており、広告で使用する画像や映像を他社に外注しているものの、効果が低い広告を再発注するなどのムダが頻発していた。
- 広告効果に対する評価が定まっていないまま、属人的な判断での広告出稿が度重なっており、全社収益に対する広告制作費の増大が問題となっていた。
- 商品特性に基づく広告内容・訴求の仮説構築→出稿→検証テスト→広告効果測定→広告内容の洗練化→広告の費用対効果の振り返り、といった一連の流れを広告出稿の「最適業務プロセス」として設定。
- 既存業務プロセスから修正すべき点を課題とし、実務レベルでの広告出稿手順を最適化。ムダな広告を減らし、費用対効果を向上させた。
IT導入支援
ムダのないIT課題の把握
業務工程を実務レベルで精査し、本当にIT化すべき部分を判断。ムダのない合理的なIT導入により、作業効率のUPを実現します。
経営革新に貢献する
IT導入戦略
取引先とのシステム連動、ビジネスモデルの変革など、内部の業務改善に留まらないDX化までを見据えたIT戦略を策定します。
システム開発過程の実務支援
独自システムの開発にあたり、システム開発会社とのやり取りを支援。要望通りにシステムが機能するまでを見届けます。
プロセス
導入事例
- 卸売業
- 売上高20億円
- 国内2拠点
- メーカーからの仕入れ作業、受注時の在庫確認、在庫引当、発送手配などの業務を電話やFAX、エクセル、手書き伝票などで管理していたが、作業の属人化と煩雑化が問題となっていた。
- 会社の規模が大きくになるに伴い、新入社員の手配漏れなどのミスが頻発する状況にあった。
- 既存業務を分析の上、独自システムによる在庫の発注点管理、在庫数量のリアルタイム見える化、お客様情報や受注品のリードタイム、納期管理などの一元化をIT導入課題として設定。
- RFP(提案依頼書)としてとりまとめ、システム開発会社3社からの提案内容を精査し、経営陣、関連部署と協議の上で最終発注先を決定した。約1年間の開発過程において当社が窓口となってやり取りし、要求通りの独自システムを実現。
- 結果、製品の手配ミスや納期遅れの減少、適正在庫管理による効率化、キャッシュフローの良化に貢献した。
新商品・サービス開発支援
マーケットイン型の開発方針
自社の理論よりも顧客ニーズや提供価値の視点を重視するマーケットインの考え方に基づき、市場に受け入れられる新商品開発を進めます。
仮説検証型アプローチ
新商品開発に伴う様々な不確実性を仮説検証アプローチによりコントロールし、出たとこ勝負ではない、着実な事業性判断と市場投入を進めます。
挑戦を歓迎する風土作り
失敗や挫折を伴う新商品開発への挑戦を歓迎し、継続的な挑戦を良しとする社内風土を醸成します。制度面も整備し、持続的な新商品開発サイクルを定着させます。
プロセス
導入/実行
導入事例
- 製造業
- 売上高40億円
- 国内2拠点
- 既存技術を活かした新商品開発に取り組んでいたが、膨大な開発工数がかかるだけでなく、市場に投入してもなかなか売れない、といった失敗が度重なっていた。
- 新規開発に対する社内の疲弊感が蔓延し、新商品開発を今後どのように進めていけば良いかという悩みを抱えていた。
- 中長期的なビジョンを社員視点で整理し、ビジョン実現のための新商品開発の意義及び方針に関するディスカッションを役職者及び社員キーマンを中心に徹底的に実施。方針理解が深まった後に、新商品開発体制をまずはミニマムに設定した。
- これまでのプロダクトアウト型からマーケットイン型の新商品開発を導入し、顧客が本当に必要としている機能に絞り込んだ新製品を必要最小限のコストで開発。
- 市場投入後、初期顧客からのフィードバックに耳を傾け、徐々に開発投資を増やしながら商品を洗練化し、同時に他顧客に段階的に展開していくことで、事業化に成功した。
マネジメント人材育成
※当社と定期コンサルティング契約を締結している
企業様限定の提供サービスです。
実践型の研修
聞き流しがちな講義型研修ではなく、OJTを交えた実践の中でスキルを習得する訓練型の研修を実施し、主体的に考え応用できる人材を育成します。
マネジメント人材の見極め
育成対象者は経営陣の希望を優先しつつ、地頭力やマネジメント資質を当社視点でも経験的に見極め、ポテンシャルが高い人材を参考提示します。
段階的なスキルアップ
研修対象者の現レベルに合わせ、論理思考スキル、会計スキル、戦略構築スキル、リーダーシップ理論やマーケティング理論の実践など、段階的なスキル向上を進めます。
プロセス
(研修対象者)の選定
導入事例
- 製造業
- 売上高30億円
- 国内2拠点
- 技術職の人材が多く、「背中を見て学べ」といった昔ながらの企業風土が変わらず続いていた。体系化されたマネジメント知識を学ぶ場がなく、経営陣が望む優秀な管理職が育っていない状況にあった。
- 外部の研修機関に依頼し、管理職向けの社内研修を試みたことが何度かあったが、社内風土が変わらずあまり効果が見られなかった。
- マネジメント人材としての資質がある社員を経営者と協議の上で6名選抜し、本人の意思を確認した上で2年間に及ぶ段階的なマネジメント研修を実施した。
- 6名のうち、2名は日常業務を進めながらの研修の負担が大きく離脱したものの、4名については研修プランを全てクリア。将来の役員候補として、中期経営戦略推進の中心メンバーとして活躍するに至っている。
- 途中で離脱した2名についても、それまでの研修で学んだスキルを活用し、部署責任者としての管理職業務を進めている。